[modo 501] オクルージョン

まだちょっとしか触ってないのでよくわからないけど、気になったところから試している。最初は「オクルージョン」ってやつ。一般にはアンビエントオクルージョン(Ambient Occlusion)、略してAOというものと同じことだと思うんだけど、公式によるとこんな説明がされてた。

オクルージョン・シェーディング

modo 501機能ツアー>レンダリング パート2

modo 501にて、オクルージョンシェーディング機能が、新しいシェーダツリーアイテムレイヤーとしてサポートされました。
このオクルージョンマテリアルは、くぼみ、凸上、スロープの上下などを含む様々なタイプにも対応しています。変化ノイズは、「up/down Slope」という名称で、効果をY軸に沿って拡大させることができます。
また、広がりの角度を調整することができ、同時に、レイの照射する数量を制御するパラメーターを持ちます。例えば、金属質オブジェクトに対して、オブジェクトの端の部分や割れ目の部分は暗い酸化している表面を残したまま、ある部分だけにツヤを持たせるといった表現を行いたい場合に、この機能を使うことができます。

具体的には、影をより自然な感じで追加できるよってことかと。詳しくはググれば詳細に書かれたサイトがいくつか出てきます。

普通に追加するだけだと初期設定で白黒になるので、シーンに応じてブレンドモードを変える。今回は「乗算」にしてみたけど、色も変えられるし、その他パラメータを変更すればよりリアルな設定が出来そうだね。

[modo 401] フォールオフ

modo 501で「フォールオフ」が強化されるのだが、そもそもやり方が全くわからず放置してたので、これを期にちゃんと理解しようかと思って触ってみた。

先にオブジェクトを作成して、「フォールオフ」から任意の形状(「リニア」「円柱」「ラディアル」など)を選択し、左ドラッグでオブジェクトの大きさに合わせる。「移動」「回転」「スケール」などの編集ツールで変形させる。

フォールオフは、「自動サイズ」項目がオプションにある場合、それをクリックするとオブジェクトの中心でサイズもフィットした状態で作成される。

「リニア」「円柱」「ラディアル」はなんとか使い方がわかったけど、この3つ以外がよくわからなかった。どういう時に使うんだろう。

いろいろやっている間に、ピボットがずれるとそちらに吸着されてフォールオフが作成された。でも、そうでない場合もあったり、混乱している。

「ピボット」「センター」の移動させるには、「マテリアル」モードの下に隠れている「ピボット」「センター」モードになっている状態で、クリック(オレンジ色)して、「移動」させる。ただ、動かしてしまったらXYZ:0に簡単に戻せない。「センタリング」ツールが効かないんだよね、なぜだ。

デフォルトでは「ピボット」「センター」は表示されないので、ビューポートのメニュー(右)を左クリックして「表示オプション」で不可視を変更できる。

私は「ピボット」も「センター」も「アクションセンター」も思い通りに制御できないんだよね…。さっぱりわからない。「スナップ」もオブジェクトにフォットさせることができない。やり方が悪いんだろうけど、イマイチ上手く使えないので、触らないようにしておこう…。

「フォールオフ」は501でもっと使い勝手が良くなっているようなので、501が出たらまた勉強してみよう。

[3DC 3.5.00] オートリトポ

3D-Coatが、Mac版は3.3.13から3.5.00にバージョンアップした。3.3.10のときに書いたものと内容が変わった部分があるので、改めてメモ。

いわゆるオートリトポロジーは「四角ポリゴン化」→「自動リトポロジー」と名称が変わってた。また、自動リトポウィザードが日本語化されたり、[ファイル]>[自動リトポ用インポート]は自動でボクセルに変更されるようになったみたい。3.3.10のときは読み込んだファイル形式(obj)のままでボクセルにはならなかったはず。

まず、外部で作成したオブジェクトをオートリトポする場合、読み込み方法は2つ。

[ファイル]>[自動リトポ用インポート]する。

もしくは、

「ボクセル」タブで、[ボクセルツリー]で任意のレイヤーを右クリック→[インポート] > [オブジェクトをインポート]後、「ボクセル」変換して、再度[ボクセルツリー]で任意のレイヤーを右クリックして「自動リトポロジー」をクリック。
※読み込んだオブジェクトをボクセル変換するときは、「ボクセル」の左側にあるメニューの「盛り上げ」などのボタンをクリックするか、[パラメータ] > [適用]を押す。

この後の作業は同じ。前者の方が圧倒的に楽ちんだ。

読み込まれたら、[対称] >[X軸に対称]にしてから、自動リトポウィザードに沿って進める。※左右対称でないものはX軸に対称にする必要はない。

ポリゴンは高密度にしたい場合は、フリーズツールのブラシで任意の部分を塗る。(ボクセル>フリーズツールが選択された状態になってる)右ドラッグでブラシの大きさを調整、塗った部分を消すときはctrlを押しながら塗る。
終わったら「次へ」をクリック。※何もせずに「次へ」行ってもかまわない。

ストロークでメッシュの流れをある程度決める。(リトポ>ストロークが選択された状態になっている)ctrlを押しながらクリックしていくと、任意のポイント数でストロークが描ける。また、ctrlを押しながらオブジェクトを横断するように線を引くと輪になる。ctrl+左クリックで既存のポイントを削除できる。

このとき、「ミラースナッピング」が200%(デフォルト)になってたので、自動リトポしたときに中心あたりがくっついてしまった。100%以下にしておいたほうが良さそう。自動リトポの結果がおかしくても、通常のリトポでポリゴンを張り直せば良い。

自動リトポも、undo(command[ctrl]+Z)でやり直せる。
終わったら「次へ」をクリック。※何もせずに「次へ」行ってもかまわない。

リトポメッシュが出来たら、[リトポ] > [エクスポート]で任意のファイル形式で書き出す。それをmodoに読み込んだら、無事に左右対称で読み込まれた。3.3.10では対称化をしていても片方しか書き出されなかった(たぶんバグ)。

テストなので適当にしかやってないけど、ざっくり自動リトポして、その後に細かいところは通常のリトポで調整する、っていう流れでやればいいんだろうな。

先にフリーズツールとストロークでメッシュの流れを決めておいて、オートリトポを起動しても同じ結果になるはず。自動リトポウィザードでスキップすればいいだけだろうから。

フリーズツールってどこで選択できるのだろう??探してみたけどわからない。3DCはリトポしか使ってないのでよくわからない。

3.3.10のときの記事は紛らわしいので非公開にした。