[modo 401] フォールオフ

modo 501で「フォールオフ」が強化されるのだが、そもそもやり方が全くわからず放置してたので、これを期にちゃんと理解しようかと思って触ってみた。

先にオブジェクトを作成して、「フォールオフ」から任意の形状(「リニア」「円柱」「ラディアル」など)を選択し、左ドラッグでオブジェクトの大きさに合わせる。「移動」「回転」「スケール」などの編集ツールで変形させる。

フォールオフは、「自動サイズ」項目がオプションにある場合、それをクリックするとオブジェクトの中心でサイズもフィットした状態で作成される。

「リニア」「円柱」「ラディアル」はなんとか使い方がわかったけど、この3つ以外がよくわからなかった。どういう時に使うんだろう。

いろいろやっている間に、ピボットがずれるとそちらに吸着されてフォールオフが作成された。でも、そうでない場合もあったり、混乱している。

「ピボット」「センター」の移動させるには、「マテリアル」モードの下に隠れている「ピボット」「センター」モードになっている状態で、クリック(オレンジ色)して、「移動」させる。ただ、動かしてしまったらXYZ:0に簡単に戻せない。「センタリング」ツールが効かないんだよね、なぜだ。

デフォルトでは「ピボット」「センター」は表示されないので、ビューポートのメニュー(右)を左クリックして「表示オプション」で不可視を変更できる。

私は「ピボット」も「センター」も「アクションセンター」も思い通りに制御できないんだよね…。さっぱりわからない。「スナップ」もオブジェクトにフォットさせることができない。やり方が悪いんだろうけど、イマイチ上手く使えないので、触らないようにしておこう…。

「フォールオフ」は501でもっと使い勝手が良くなっているようなので、501が出たらまた勉強してみよう。

[3DC 3.5.00] オートリトポ

3D-Coatが、Mac版は3.3.13から3.5.00にバージョンアップした。3.3.10のときに書いたものと内容が変わった部分があるので、改めてメモ。

いわゆるオートリトポロジーは「四角ポリゴン化」→「自動リトポロジー」と名称が変わってた。また、自動リトポウィザードが日本語化されたり、[ファイル]>[自動リトポ用インポート]は自動でボクセルに変更されるようになったみたい。3.3.10のときは読み込んだファイル形式(obj)のままでボクセルにはならなかったはず。

まず、外部で作成したオブジェクトをオートリトポする場合、読み込み方法は2つ。

[ファイル]>[自動リトポ用インポート]する。

もしくは、

「ボクセル」タブで、[ボクセルツリー]で任意のレイヤーを右クリック→[インポート] > [オブジェクトをインポート]後、「ボクセル」変換して、再度[ボクセルツリー]で任意のレイヤーを右クリックして「自動リトポロジー」をクリック。
※読み込んだオブジェクトをボクセル変換するときは、「ボクセル」の左側にあるメニューの「盛り上げ」などのボタンをクリックするか、[パラメータ] > [適用]を押す。

この後の作業は同じ。前者の方が圧倒的に楽ちんだ。

読み込まれたら、[対称] >[X軸に対称]にしてから、自動リトポウィザードに沿って進める。※左右対称でないものはX軸に対称にする必要はない。

ポリゴンは高密度にしたい場合は、フリーズツールのブラシで任意の部分を塗る。(ボクセル>フリーズツールが選択された状態になってる)右ドラッグでブラシの大きさを調整、塗った部分を消すときはctrlを押しながら塗る。
終わったら「次へ」をクリック。※何もせずに「次へ」行ってもかまわない。

ストロークでメッシュの流れをある程度決める。(リトポ>ストロークが選択された状態になっている)ctrlを押しながらクリックしていくと、任意のポイント数でストロークが描ける。また、ctrlを押しながらオブジェクトを横断するように線を引くと輪になる。ctrl+左クリックで既存のポイントを削除できる。

このとき、「ミラースナッピング」が200%(デフォルト)になってたので、自動リトポしたときに中心あたりがくっついてしまった。100%以下にしておいたほうが良さそう。自動リトポの結果がおかしくても、通常のリトポでポリゴンを張り直せば良い。

自動リトポも、undo(command[ctrl]+Z)でやり直せる。
終わったら「次へ」をクリック。※何もせずに「次へ」行ってもかまわない。

リトポメッシュが出来たら、[リトポ] > [エクスポート]で任意のファイル形式で書き出す。それをmodoに読み込んだら、無事に左右対称で読み込まれた。3.3.10では対称化をしていても片方しか書き出されなかった(たぶんバグ)。

テストなので適当にしかやってないけど、ざっくり自動リトポして、その後に細かいところは通常のリトポで調整する、っていう流れでやればいいんだろうな。

先にフリーズツールとストロークでメッシュの流れを決めておいて、オートリトポを起動しても同じ結果になるはず。自動リトポウィザードでスキップすればいいだけだろうから。

フリーズツールってどこで選択できるのだろう??探してみたけどわからない。3DCはリトポしか使ってないのでよくわからない。

3.3.10のときの記事は紛らわしいので非公開にした。

[3D-Coat 3.2] リトポロジー (1)

3D-Coatを半日触っていたが、評判通り、リトポロジー超簡単!ヘルプが各項目にマウスオンしたときに表示されるので、調べる手間が省ける。たた、ちょっと戸惑ったところもあったので、メモを残しておこう。

外部との連携

(1) ZBrushからエクスポート
最初に、今までずっと調整していた胸像のモデルをZBrushからSDiv3にしてエクスポートした。SDiv1でもいいんだけど、3D-Coatにインポートした際「サブパッチの調整」をしても細分化されなかったから。私が思ってる事と違うのかもしれないけど。

(2) 3D-Coatにインポート
[ファイル] > [インポート] > [参照メッシュ]で任意のファイル(.obj)を読み込む。

(3) リトポロジー
リトポは左右どちらか半分で作業していくが、「対称」メニューの「X軸に対称」をクリックすると、擬似的に反対側の半分も表示される。作業面は変えないようにしておかないと、たぶんやばい。

本家サイトでとてもわかりやすいチュートリアルが紹介されているのでリトポロジーのチュートリアル動画(英語)を参照。

(4) リトポメッシュをエクスポート
リトポが終わったら「対称化」する。これをやっておかないと、エクスポートしたときに作業している半分しかエクスポートされない。

「選択/編集」で右ドラッグで範囲を大きくして作業しているメッシュを選択し、「リトポ」メニューの「対称化」をクリックすると、ミラーコピーされる。やったあと見た目が変わらないが、選択(辺が黄色)をクリア(画面の何も無いところをクリック)すると辺が暗い青色になっている。「対称化」のやり方は、これだけじゃないっぽいんだけどまだよくわかってない。

その後、「リトポ」メニューの「エクスポート」からLightWave(.lwo)形式で書き出す。modoで開くから。

(5) modoでインポート
先にエクスポートしたファイルを、modoの「ファイル」メニューの「読み込み」でインポート。正常に読み込まれた。

(6) 3D-Coatで保存
「ファイル」メニューの「保存」もしくは「別名保存」で読み込んだ参照メッシュとリトポメッシュすべてまとめて保存される。

今回は、一連の流れを確認したかったので全部はやってないけど、「ストローク」と「点と面」「リング分割」で粗方リトポできそう。「四角」も使いやすいけど、ちょっとコツがいる気がする。「追加/分割」は、辺が黄色くなってからクリックしないとちゃんと分割されない。

「ブラシ移動」で頂点やポリゴンなどを切り替えて移動させられるのでmodoの「ソフトドラッグ」と同様の機能。

「選択/編集」で、任意の辺を1つ選択し、「ループ選択」をクリックすると並行に、「リング選択」にすると交差して選択される。

スペースキーを押すと、左側のメニューが画面の中央に表示される。modoのパイメニューみたいなやつかな。パイメニューほとんど使わないけど。

これでZBrush(素体作成)→3D-Coat(リトポ)→modo(マテリアル設定&レンダリング)の流れでやれるな〜。3D-Coatはリトポ用途だけど、ボクセルとかスカルプトも良さそうだね。